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【中国・シルクロードの旅】城壁で武将気分@西安 [中国]

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080南門.jpg

西安は唐の都・長安です。
西安はかつて長安だった時代に築かれた(主に明代)城壁に囲まれていて、
碁盤の目の出入り口には巨大な門があります。

そのメインになる正門ともいうべき門が永寧門(南門)です。
門というよりもお城のような風貌で、周囲はターミナルになっていて、
多くの路線バスの起点になっています。

この門は単にくぐるだけでなく、ここから城壁の上にあがることができます。

085南門.jpg

門の上はこんな感じでかなりの高さです。
そして西安の街を囲む城壁は先が霞んで見えないほど
まっすぐ果てしなく続きます。

086南門.jpg

その長さもさることながら、「幅」も驚きです。
城壁というと、せいぜい兵士が数人すれ違えるぐらいの幅をイメージしますが、
西安の城壁の幅はそれどころでなく、車がすれ違えるぐらいの幅です。

ここに守備兵が並んで一斉に攻撃をする様を想像すると、
無敵の防御なんじゃないでしょうか。

しかも城壁の周りは堀です。
日本の城とはけた違いの強固さですね。。

まかり間違って、豊臣秀吉が明まで攻め入ったとしても、
絶対にここを落とすことはできなかったと思います。

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【中国・シルクロードの旅】イスラム街のスイーツ散歩@西安 [中国]

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中国・西安はシルクロードの起点の町、かつての長安です。
多民族な国際都市を象徴するように、町の中心部にグランドモスク、 清真大寺があり、
その周辺はまるでアラブのスークのような商店街が広がっています。

そんなイスラム街の名物はスイーツです。
もちろん飲食店やシシカバブのようなちょっとした軽食の屋台もたくさんあるのですが、
それ以上に目に付くのが、スイーツ系の屋台です。
しかも、他の都市ではあまり見ることができない珍しいものばかり。

西安スイーツ2.jpg

例えば、この鉄板で焼かれている餅。
柿子餅という名前のとおり、柿のお餅です。

西安スイーツ3.jpg

こちらは碗豆黄。
えんどう豆を固めたものです。

西安スイーツ4.jpg

その他お茶菓子風のものが山のように売られています。
ちょこちょこつまんでいるだけでも十分お腹いっぱいになってしまいます。
西安のおすすめスポットのひとつです。


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【中国・シルクロードの旅】ややがっかり観光地@西安 [中国]

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034始皇帝稜.jpg

中国の歴史で最も有名な人物と言っても過言ではない秦の始皇帝。
中国で始めての統一国家を作り、中央集権体制の礎を築き、
万里の長城など後世に残る大事業を成し遂げた偉人中の偉人。

そのお墓が西安郊外、兵馬俑博物館の近くにあります。
(兵馬俑が始皇帝陵の副葬品なので近くにあるのは当たり前ですが)

兵馬俑博物館前からシャトルバスで5分ほど。
全く何もない荒涼とした平原に、こんもりとした林があり、
その前に立つひとつの石碑。

現在目にすることができる始皇帝陵はこれだけです。

これは世界がっかり観光地と言っていいでしょう。
想像力をフル動員すれば多少は歴史のロマンを感じなくもないですが、
それにしてもあまりにも寂しいスポットです。

実際は史記に書かれているとおり、この下に地下宮殿があって、
水銀の川が流れているらしいのですが、当面発掘の予定もないようです。

まあ、観光客用に整備されていないのが、かえってリアルな感じもしますが、
兵馬俑のほうは博物館が建てられ、きれいに整備されている分、
ギャップがすごくてちょっと戸惑ってしまいます。

でも地下が発掘されたらめちゃめちゃ面白いことになりそうですね。
将来その時が来るのを楽しみに待ちましょう。


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【中国・シルクロードの旅】兵馬俑博物館@西安 [中国]

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兵馬俑.jpg

中国陝西省西安。
この町はかつての長安で、さらにさかのぼると、すぐ近くには秦の都・咸陽もありました。
この町の郊外に世界遺産にもなっている「兵馬俑」があります。

精巧に作られた兵士像がずらっと並ぶ図でおなじみのアレです。

これらは秦の始皇帝の副葬品で、兵馬俑の近くには始皇帝陵もあります。

現在の兵馬俑は発掘場所に建屋を作っていて、広大な博物館になっています。

写真のようにまるで巨大な体育館のような雰囲気で、
ここを訪れると、おそらく多くの人は「思っていたよりでかい!」
と感じるのではないでしょうか。

例えば、日本武道館は幅60mぐらい、東京ビッグサイトのホールで幅90mぐらい。
一方、兵馬俑の一号坑は奥行き230mあります。

そして一号坑だけで兵士や馬、馬車あわせて約6000体。

日本武道館や東京ビッグサイトのイベントで6000人集まるだけでもすごいことですが、
それらがすべて職人が作った人形です。

現代の国家では想像もつかないほどの国家権力。
今から2000年以上前にこんなものすごい大事業が行われたこと自体に驚きを感じます。

博物館には1号抗、2号抗、3号抗と3つの俑坑があり、
さらにむやみに敷地が広いので相当歩きます。
カートで移動することもできるのですが、お金がかかるので要注意。。



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【中国・北京の旅】広場を囲む洋館@大連 [中国]

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117大連中山広場.jpg

中国遼寧省大連。
大連の街の中心にある円形の広場が中山広場です。
この広場は放射状に10本の通りが伸びる交通の要衝であると同時に、
大連の歴史を物語る古い建物がずらりと並ぶ、観光スポットとしても知られています。

広場を囲んで並んでいるのは以下の建物。(参考:wikipedia)

中国工商銀行中山広場支行、遼寧省対外貿易経済合作庁、大連金融大廈、中国工商銀行大連市分行、交通銀行大連市分行、中信銀行中山支行、大連人民文化クラブ、中国銀行遼寧省分行、大連市郵政局。

これらのかつての名称は以下のとおり。

朝鮮銀行大連支店、大連民政署、大連金融大廈(変わらず)、大連ヤマトホテル、大連市役所、東洋拓殖株式会社大連支店、中国銀行大連支店、大連人民文化クラブ(変わらず)、横浜正金銀行大連支店、関東逓信局。

この広場は満州時代の日本の建物がそのまま残っています。
時代は日露戦争までさかのぼります。

当時ロシアが統治していた大連を占領した日本軍が、
関東都督府のもと、この中山広場に行政機関を建築しました。

1945年の日本敗戦後、建物の名称や所有者は変わりましたが、
いまでも建物自体は変わらず広場を囲んでいます。

広場の中心に立ってみると、古い西洋建築に囲まれた、
中国とも日本ともヨーロッパとも言い難い、独特の景観が楽しめます。

写真のように、夜はライトアップされているのでさらにロマンチック。
見どころの少ない大連において、数少ない観光スポットのひとつです。


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【中国・シルクロードの旅】清真大寺@西安 [中国]

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清真大寺.jpg

中国陝西省西安。

ここはかつてのシルクロードの起点で、古くから西域との交流が盛んな
中国におけるイスラム世界の入口のような街です。

今でも回族と呼ばれるイスラム教徒が数多く生活していて、
彼らの信仰の中心地が西安の「清真大寺」です。

清真寺はつまりモスク。
そして清真大寺は「グランドモスク」ということ。

唐の玄宗の時代に建立され、その後何度も改築されましたが、
現在の清真大寺は、いわゆる中東のモスクをイメージしていると
これが本当にモスクなのかと目を疑いたくなります。

写真のように、見た目は全くもって普通のお寺です。

ただよく見るとアラビア文字が彫られていたり、
随所にイスラム教っぽさは見受けられますが、言われないとわからないぐらい、
完全に中国文化に翻訳されている感じ。

ミナレットなども説明板を見ればわかるのですが、
見た目は東屋みたいな感じです。。

しかし、礼拝に来る人々がみな白い帽子をかぶっているのを見ると、
やはりここがイスラム教の礼拝場所なんだということがわかります。

外形が変わっていても、内面ではアラブも中国もマレーシアも、
同じイスラム教を信仰しているというのはすごいことだと改めて感じました。


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【中国・シルクロードの旅】名物!羊肉泡馍@西安 [中国]

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羊肉泡馍

食堂ごはんシリーズ第6回。今回は西安の名物「羊肉泡馍」をご紹介します。

ちなみにこれまでの5回で紹介してきたのはこんな料理です。

第1回 イエメンの食堂ごはん
第2回 ドバイの食堂ごはん
第3回 タイの麺屋台
第4回 タイのおでん屋台
第5回 メキシコのタコス


さて、今回ご紹介する「羊肉泡馍」のお話。
「ヤンロウバオモォ」と読みます。

文字と写真を見てもなんのこっちゃわからないと思いますが、
簡単に言うと、細かくちぎったナンにスープをかけて食べる料理です。

シルクロードの起点である西安には回族と呼ばれるイスラム教徒が多く、
この羊肉泡馍も代表的な回族の料理です。

決して観光用の特別な料理ではなく、回族の住む地区に行くと、
食堂=泡馍店というぐらい普通にあちこちに店があります。

この食べ物の訳のわからないところは、ナンを自分でちぎるシステム。
ナンというより、固く素焼きした「餅(ピン)」のようなもので、
これをまずテーブルで各自丼に細かくちぎり入れていきます。

全部ちぎり終えると店員に丼を渡し、スープや具を入れて
軽く煮て完成したものを渡してもらえます。
ラーメン屋でつけ麺の割りスープをもらうときのようなイメージ。

スープは表面に油膜が張るぐらいのこってりスープです。
具として羊肉の煮込みや春雨、香菜などが入り、
ナンはニョッキのようなツルンとした状態になります。

漢民族の料理と西域の料理が融合したユニークな食べ物で、
1人前のボリュームもかなりあるうえ、こってりスープなので、
好き嫌いは分かれそうですが、個人的には好きな料理のひとつです。

一方、羊が嫌い、ラーメンはあっさり派、香菜や八角の味がダメ、
というような人にはツライ一品。


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【中国・雲南の旅】チベットへ続く茶馬古道@徳欽 [中国]

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徳欽の町並み.jpg

雲南省迪慶チベット族自治州、徳欽(deqin)。
前回紹介した香格里拉からのドラマチックなバスの旅を経て、
やがて見えてくる山間の小さな町が徳欽です。

ウィキペディアによると、かつてはチベットの領土でしたが、
18世紀にチベットと清の国境が定まった時に、雲南省に組み込まれたようです。

しかし、清に帰属した後もチベットの馬と中国のお茶の交易路、
いわゆる「茶馬古道」の拠点として栄え、今でもその交通の不便さからは
想像もつかないほど賑やかです。

一見バックパッカーしか来ない辺境の町という印象ですが、
中国人向けの宿泊施設もたくさんあり、市場や商店、食堂など、
小規模ではありますが、町には一通り何でも揃っています。

ただし、徳欽の歴史を感じさせるような町の風情は皆無。
中国にありがちなコンクリートの味気ない建物が並ぶ街並みです。

そんな中でも民族衣装を着たチベット族のおばさんの姿が
唯一、ここがチベットとの境界なんだと感じさせてくれます。



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【中国・雲南の旅】秘境・徳欽への道@香格里拉 [中国]

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シャングリラから徳欽へ1.jpg

中国、雲南省。
雲南省自体、中国の中では秘境の感がありますが、
その省都である昆明から飛行機か長距離バスで
香格里拉(シャングリラ)へ。

香格里拉を州都とする迪慶チベット族自治州が
雲南省の北端で、チベット自治区と接している
チベット文化圏の南端とも言える場所です。

ここからさらにバスで5時間、4000m級の峠を越えた
先にあるのが徳欽の町です。

写真はその峠。
5月にも関わらず、あちこちに雪が残り、
地の果てを思わせる荒涼とした風景です。

こんなところに人が住む必要があるのか、というか、
生活できるものなのかと疑問に感じざるを得ないほど
普通では考えられないようなバスの道のりでした。

そして、当然ながら4000mを越えているので
空気はかなり薄く、高山病で頭が痛くなります。

よく考えたら富士山の頂上よりも高いんですよね。
人生最高所記録をここで更新しました。


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【中国・上海の旅】リニアモーターカーの衝撃@上海 [中国]

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リニアモーターカー

2003年に開通した上海のリニアモーターカー。
上海浦東国際空港と龍陽路駅の間約30キロを7分間で走る超高速列車です。

空港からだと市内までアクセスできるのかと思いきや
中途半端なところまでしか開通しておらず、そこから
地下鉄に乗り換えなければならない不便さに加え、
片道50元もする割高感から、現状便利な交通手段としての
利用価値は微妙なところですが、純粋にリニアモーターカーに
乗る、という楽しさはなかなかのものです。

なんといっても最大の見どころはスピードです。
最高時速430kmは、日本国内では決して体感することのできない猛スピード。

親切なことに車内に速度が表示されているので、
車窓の体感速度とともに、実際の速度も確認することができます。

ゆっくりと速度をあげはじめ、100km、200kmと徐々に新幹線の速度に
近づき、そして新幹線越えの300km。

「おお~!」と思っていると、さらに速度をあげて、400kmを越えたあたりからは
車窓の景色が未知の領域に。

ただ、いかんせん距離が短いため、MAX430kmはほんの数分で終了し、
すぐに駅に到着してしまいます。

一瞬の430km。
意味あるのかと問われると返す言葉もありませんが、
意外に面白いです。興奮します。おすすめです。


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【中国・四川の旅】常軌を逸した辛さ@成都 [中国]

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成都の四川料理

中国四大料理のひとつに数えられる四川料理。
ホイコーローだの坦々麺だの麻婆豆腐だの、日本でもおなじみの料理が多く、
特に日本では陳建民・陳建一の功績により、広く一般に親しまれています。

四川料理の本場はもちろん四川省、そして省都である成都が総本山といってもいいでしょう。
今回は本場の四川料理がどんなものなのかについてご紹介したいと思います。

写真の料理は「辣子鶏」という料理です。
辣子というのは唐辛子のこと。そして鶏は鶏。
つまり、「ピリ辛の鶏肉」ってことだよね、などという甘い考えはここ四川では通用しません。
文字通り「唐辛子と鶏肉の炒め物」です。

「薬味」ではなく「具」として唐辛子がわっさわさ入っています。

言わずもがなですが、とにかく辛いです。
そして、もうひとつ、強烈に花椒(山椒)が効いています。

本場の四川料理のもっとも恐ろしいのは、唐辛子の辛さではなく、
実はこの山椒の辛さです。

唐辛子の辛さは日本人もある程度慣れているので対処できるのですが、
強烈な山椒の辛さというのは、未知の領域です。

口腔内がビリビリしびれて、歯医者の麻酔が効いたような状態に陥ります。
おいしいとかおいしくないとか、もうそういう次元じゃありません。
味覚というより、身体的・物理的なダメージをくらいます。


そして、信じがたいことですが、大のオトナが山椒と唐辛子の辛さに
ヒーヒー言っている隣のテーブルでは、小学生ぐらいの子供が
ばくばく唐辛子を食べていました。。

ひさびさのカルチャーショック!


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【中国・上海の旅】東方明珠塔@上海 [中国]

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上海・東方明珠塔

上海のトレードマーク、東方明珠塔。

↓以下、ウィキペディアより。
1位:CNタワー(カナダ)/553m
2位:オスタンキノ・タワー(ロシア)/537m
3位:東方明珠電視塔(中国)/468m
4位:ボージェミラード(イラン)/435m
5位:KLタワー(マレーシア)/421m

というわけで、世界第3位の高さ。
アジアでは一番高い塔です。
もちろん高層ビルの立ち並ぶ上海の街並みにおいても、
この東方明珠塔が一番背の高い建物です。

写真を見るとわかるのですが、塔の途中途中にある
球体の部分が展望台になっていて、
90m、263m、350mと3つの展望台があります。

ここまで来たら展望台にあがって、上空からの眺めを
楽しみたいところですが、チケット料金がなかなかいい値段です。

263m展望台のみだと100元、350m展望台まで行こうと思うと
なんと150元もします。日本円にして約2200円。

ちなみに我らが東京タワーでも大展望台までが820円、
大展望台から特別展望台までが600円ということで、
てっぺんまでのぼったとしても1420円です。

物価の差も考慮すると、この150元というのはすさまじい値段です。
正直私は入場をひよってしまったのですが、中国人観光客は
ためらいなくチケット売り場に向かっていました。
中国との経済力の差を痛感・・・


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【中国・シルクロードの旅】キルギスの青年@カシュガル [中国]

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ズッコケ3人組.gif

新疆ウイグル自治区の最奥地、カラコルムハイウェイの
途中にある美しい湖、カラクリ湖

前回は雄大な山々に囲まれた湖の風景をご紹介しましたが、
今回は湖のほとりで遊牧を営むキルギス人をご紹介します。

キルギス人は旧ソ連のなかのひとつ、キルギス共和国に暮らす人々ですが、
中国でもこの一帯を中心に10万人ほど住んでいて、
中国の少数民族55のうちのひとつに認定されています。

伝統的に遊牧を生業としている民族で、ここカラクリ湖でも
ヤクなどを放牧して暮らしています。

と書くと牧歌的な雰囲気が漂いますが、実際はカラクリ湖に
やってくる観光客を相手に、激しくお土産物をセールスして
生計を立てています。

普通の民芸品もあるけど、ちょっと面白いところで、
珍しい鉱石とか売ってました。

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【中国・上海の旅】龍井茶の里@杭州 [中国]

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梅家塢で龍井茶を楽しむ.gif

杭州は緑茶が有名で、龍井茶のブランドで知られています。
龍井茶は龍井(ロンジン)という場所の茶畑で収穫されたものですが、
その山向こうに地元の人しか知らない隠れたお茶の里があります。

その名も「梅家塢(メイチァーウー)」。
杭州でも梅家塢ブランドのお茶は売られていますが、地元の人々は
新茶の季節になると、こぞって現地に買いに行くのだそうです。

といっても西湖のすぐ近くで、普通に路線バスで行けます。
日本のガイドブックではあまり紹介されていませんが、
写真のような一面のお茶畑に囲まれたところに梅家塢の集落があり、
車の通るメインストリートに沿って、お茶料理屋が軒を連ねます。

お茶料理屋という表現が合ってるのかどうか微妙ですが、
要は緑茶を飲みながら料理を楽しめる食堂がたくさん並んでいます。
(相当あります。50軒ぐらいはあるかも)

次回、料理についてご紹介します。

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【中国・雲南の旅】ナシ族の村@麗江 [中国]

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村の広場.gif

中国・雲南省の世界遺産、麗江から10kmほど北にある「白沙村」。

たいていガイドブックには麗江でレンタサイクルを借りて
自転車で行くとよい、と紹介されています。

もちろん車で行ってもいいとは思うのですが、麗江の町はずれから
一面の畑のなかを自転車で走るのは気持ちがいいので、
けっこうおすすめです。

さて、この白沙村。
麗江の発祥の地とも言える古いナシ族の村ですが、
いまはこぢんまりとして静かな農村。

見どころとしては、白沙壁画と呼ばれる仏画が有名ですが、
むしろ中国の田舎ならではの牧歌的な雰囲気を味わえるのが魅力です。

実は、さりげなく外国人向けのカフェなどもあったりして、
隠れ家感満点のスポットです。

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【中国・シルクロードの旅】莫高窟のワナ@敦煌 [中国]

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莫高窟.gif

中国・シルクロードのハイライトと言えば敦煌。
そして敦煌と言えば莫高窟です。

世界遺産にも登録されているこの仏教遺跡は、
600以上の洞窟からなっていて、それぞれに壁画や仏像が
残されています。

しかし、ここにはひとつ落とし穴があり、
なんとカメラが持ち込めません。

莫高窟と言えばこの大仏殿の写真をよく目にしますが、
ここだけが敷地の外から写真が撮れるため、どうしても
このカットだけにならざるをえません。

その他の美しい壁画や仏像は目に焼き付けるしかないのですが、
さらに落とし穴があり、もともと高い入場料に加えて、
見ごたえのある洞窟に入る際には、さらに別料金がかかります。

全部見ていると合計いくらになるのか想像できないほどの
ぼったくりぶり。
保存にお金がかかるのもわかるけど、なんだかなあ・・・

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【中国・上海の旅】まゆみたいなお菓子@杭州 [中国]

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龍須糖.gif

中国・杭州の名物お菓子、龍須糖。
写真のように、まるでまゆのような白いふわふわの
不思議なお菓子。

味はピーナッツ。
食感は飴細工。
そして粉まみれ。

かなり個性的なお菓子で、見た感じの
予想を裏切る独特の味、独特の食感です。

特に曲者なのが粉。
全体が超粉まみれなので、食べながら
息をはくと、粉がふわっと舞って、
顔や服が粉まみれになることうけあい。

おいしいことはおいしいのですが、
なんだか不思議な食べ物です。

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【中国・雲南の旅】ナシ族の伝統建築@麗江 [中国]

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ナシ族の建築2.gif

中国・雲南省の世界遺産、麗江
麗江の住民の多くはナシ族で、その家々は伝統的な様式で
建てられた木造建築です。
一般的な様式は、「三房一照壁」と呼ばれる様式で、
母屋を中心に両側に建物が並び、母屋の正面に
白い壁が設置されたもの。
その壁に陽光が反射して、敷地内を明るく照らすことから、
「照壁」と呼ばれています。

写真は建築のサンプルとしてはイマイチな感じですが、
麗江古城には「三房一照壁」様式のホテルもあります。
(バンヤンツリーもそうらしい)

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【中国・北京の旅】大都会だけど何かが違う@大連 [中国]

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大連の町並み1.gif

中国・遼寧省、大連。
成田空港から大連までは飛行機で約3時間。
沖縄に行くのと変わらないぐらいの超近場の海外です。

街の規模も普通に都会で、東京と同じように
高層ビルが立ち並ぶ日本と大差のない風景です。

しかし、間違い探しではないのですが、何か日本とは
雰囲気が違います。まずこのサッカーボール。
大連のシンボルなのですが、この感覚はちょっと日本にはないです。
高層ビルのデザインもよく見ると、何やら奇妙なものが多く、
微妙に「似て非なる感」が否めません。

ちなみに大連ではサッカーは非常に人気が高く、
プロリーグもあったりするそうです。
しかしだからといってこのオブジェはちょっと・・・

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【中国・シルクロードの旅】大雁塔@西安 [中国]

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回廊と塔.gif

中国・陝西省、西安にある「大慈恩寺」。
唐の時代、三蔵法師が天竺から持ち帰った仏典を
この寺院で漢訳作業が行われたそうです。

そして652年、経典や仏像を保管するために、当時の
皇帝だった高宗に申し出て、写真奥の大雁塔が建立されました。

高さ64メートルの7重の塔。なんどか修築されていて、
現在の建物は1550年ごろに修築されたものだそうですが、
今でも最上階まで普通に登ることができます。

周りに高い建物が全然ないので、最上階からの
眺めはかなり壮観です。

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【中国・北京の旅】天安門の毛主席@北京 [中国]

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天安門.gif

これまで中国は何度もご紹介してきましたが、北京の記事を
まだ書いていませんでした。特に深い理由はなく、なんとなく
いつでも書けると思っていたらついつい後回しになっていました。

さて、北京。北京と言えば北京オリンピックも記憶に新しいところですが、
やはりこの町のシンボルと言えば、「天安門」でしょう。

この門はかつての紫禁城の正門で清の時代に作られたもので、
この門の上で毛沢東が中華人民共和国の建国宣言を行ったことは
あまりにも有名です。

そしていかにも中国!な感じなのが、中央に掲げられた毛沢東の肖像画。
1949年の中華人民共和国建国以来、ずっと同じものが掲げられていると
思いきや、実はマメにバージョンチェンジをしているそうです。
Wikipediaによると、建国直後は軍服姿の肖像画だったけど、
1950年半ば~60年ごろに親しみやすい人民服姿に変えられたのだとか。

しかしこれだけ改革開放が進んだ現代中国においては、
この毛沢東の肖像画はなんとも違和感があります。
天安門事件をはじめ、ここが民主化運動の舞台となったのも
うなずける、非常に象徴的なスポットです。

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【中国・雲南の旅】世界遺産の古城区@麗江 [中国]

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麗江の町並み2.gif

世界遺産シリーズ。
今回は中国・雲南省、麗江(リージアン)です。
麗江はトンパ文字でおなじみのナシ族が築いた古都で、
写真のように町中に水路が張り巡らされた、古くて
エキゾチックな街並みが特徴です。
木造の家と瓦屋根がなんとなく郡上八幡やら飛騨高山的な
雰囲気があるせいか、日本人にも人気が高い町です。

ちなみにこの町、実は1996年の大地震で古い建物の
多くは倒壊してしまいました。しかし、翌1997年に世界遺産に
登録されことも手伝い、観光客向けに町並みが整備され、
現在の景観に至っています。

最近では付近にバンヤンツリーリゾートができたり、
ひそかに秘境リゾート化しつつあります。

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【中国・シルクロードの旅】カラクリ湖@カシュガル [中国]

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カラクリ湖.gif

中国・新疆ウイグル自治区の最奥地、カシュガル。
そこから車で約5時間。パキスタンに抜けるカラコルムハイウェイの
途中にあるのが、このカラクリ湖です。

標高はなんと約3600m。
富士山とほぼ同じ高さの湖のまわりには、
さらに高い7000m級の山々が連なります。

当然富士山のてっぺんと同じ標高なので空気が薄く、
人によっては高山病になることもあります。
普通の人でも、タバコを吸ったり軽く走ったりすると
ちょっと息苦しいぐらいの標高です。

ちなみに写真に写っている黒い物体は「ヤク」です。
日本ではまったくなじみのない生き物ですが、
周辺のキルギスの人々がここで放牧しています。

次回、キルギスについてご紹介します。

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【中国・北京の旅】広場で凧揚げ@大連 [中国]

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中国・遼寧省、大連。
この町はロシア租借地時代から日本統治時代にかけて、
満州の玄関口として栄え、旧満鉄本社もここにあったりと、
近代史上大変重要な町で、歴史的なスポットも点在していますが、
今回はそんなことよりも、この町のもっとも気になるトピックスをご紹介します。

それは「凧揚げ」です。
中国では子供というより大人が凧揚げを楽しむ習慣がありますが、
ここ大連では異常な人気ぶりで、広場という広場で、
みなめちゃめちゃ凧を揚げています。

なぜこんなに人気があるのかはよくわからないのですが、
写真のように、広場には凧売りのおばちゃんがいたりして、
とにかく凧上げ熱が盛り上がっています。

中国ならではのだだっ広い広場に、無数の凧が空を泳ぐ様は
ちょっといい眺めだったりもするのですが、にしても
疑問のほうが先立ちます。。

しかも凧も洋凧で、特に伝統があるわけでも風情があるわけでもない。
一体なんなんでしょうか・・・

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【中国・上海の旅】西湖の夕暮れ@杭州 [中国]

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西湖の夕暮れ.gif

中国・浙江省の省都、杭州。
上海からもほど近いこの町の最大の見どころは西湖です。

杭州は省都だけあって、想像しているよりも
かなり賑やかな大都市なのですが、地図で見ても
そのど真ん中にどーんとあるのが西湖です。

この西湖は西湖十景をはじめ、風光明媚な見どころが
たくさんあるのですが、個人的に一番すごいと思うのが
西湖の夕暮れの景色です。

杭州には過去季節を変えて2度訪れているのですが、
2度ともこのような紫色に輝くような夕景を見ることができました。

フィルターも色調補正も何もしていないのに
ナチュラルに一面がこのような紫色に染まります。

どこをどう切り取っても絵画のような風景。
ベタな観光地ではあるけど、西湖はやっぱりすごいと思います。

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【中国・広州の旅】絶景の川下り@桂林 [中国]

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璃江下り2.gif

中国・広西チワン族自治区の観光ハイライトといえば桂林。
そして桂林といえば漓江下りです。

桂林から陽朔までの約83kmを、観光船で4~5時間の船旅。
にょきにょきと山がそびえる水墨画のような世界を
ゆっくりと眺めることができます。

漓江下りは中国人にとっても外国人にとってもかなりメジャーな
観光アトラクションではありますが、はっきりいって、
想像以上にすごい景色で、川下りそのものも
なかなかあなどれない楽しさです。

特に、中国人向けと外国人向けの観光船があるのですが、
中国人向け観光船に乗ると、ごはんと漬物だけ、みたいな
微妙な昼食が出たりして、いろいろ興味深い感じです。

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【中国・雲南の旅】ペー族の女性@大理 [中国]

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中国・雲南省。
大理の郊外にある沙坪では月曜市が開かれ、
周辺に住むペー族の人々が集まります。

市場は農作物の売買がメインで、写真のように
籠に野菜などを担いだ人々でごったがえします。

ペー族は中国語で「白族」と書くのですが、その名のとおり、
「白」を重んじる文化があり、純白の民族衣装が特徴的です。

ただ、面白いのがその民族衣装。
写真のようなおばあさんは地味な青色のチョッキが定番です。
年齢によって衣装が変わるそうで、結婚前の若い女性は
真白な衣装に頭飾りという華やかな装いですが、年齢を重ねるごとに
どんどん地味になっていきます。

若い女性の民族衣装は、以前に紹介したこちらの写真をご覧ください。
http://sekaitown.blog.so-net.ne.jp/2008-10-16-1
※記事内では触れていませんが、中央に写っている2人の服装をチェック!

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【中国・北京の旅】二〇三高地を訪ねて@旅順 [中国]

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日露戦争の激戦地として知られる二〇三高地。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」でも描かれている、乃木大将がロシアの
ステッセル将軍と戦った有名な戦跡です。

二〇三高地とは当時ロシアの軍港であった旅順港を見下ろす
標高203メートルの山で、頂上にはロシア軍により強固な要塞が
築かれていました。

現在の二〇三高地には写真の記念碑が立つほか、
ロシア軍の要塞がそのまま残っています。
激戦を伝える資料館や、乃木大将の次男、乃木保典が死亡した場所など、
日露戦争や戦史に興味がある人にとっては、気になるスポットが
たくさんあります。
ただし、観光地としては風情も旅情もない場所なので、
興味がない人が行ってしまうと相当退屈すると思います。
(私自身は好きなのでかなり興奮しました)

ちなみに現在の旅順は行政上は大連市に編入されているのですが、
今でも軍事上の拠点であるため、未だに未開放都市となっていて、
原則として外国人の立ち入りができないことになっています。

二〇三高地などの観光スポットは立ち入り可なのですが、
途中の港湾施設などでの写真撮影が禁止されていたり、
色々と制約があるため、ツアーでの訪問が無難でしょう。
(日本人や韓国人など、観光客自体は多いので心配する必要はないです)

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【中国・雲南の旅】沙坪の青空市@大理 [中国]

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自然のなかで.gif

少数民族マーケットシリーズ。
過去3回にわたり、中国・雲南省のモンフンの日曜市をご紹介しました。

今回ご紹介するのは、同じく中国・雲南省、大理からバスで
1時間ほどのところで開催される「沙坪の月曜市」です。

市場が開かれるのは、沙坪の集落の裏手にある
小高い丘で、草原のなかで主に野菜や鶏などの
食料品が売買されます。

モンフンと比べると別の国か!?というぐらい雰囲気が違いますが、
この沙坪の月曜市に集まるのは主にペー族(白族)。

ペー族は、若い女性の白いモエ系コスチュームで知られていますが、
民族衣装の基本は藍染です。

次回はそんなペー族の人々の様子をご紹介します。

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【中国・雲南の旅】金色の大仏様@ガンランパ [中国]

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南国の寺院.gif

中国・雲南省の南部、西双版納タイ族自治州。
州都の景洪からバスで約1時間、「ガンランパ」という、
思わず語尾にびっくりマークをつけたくなるような
なんとも軽快な名前の町があります。

住民のほとんどはタイ族で、南国ムードたっぷり。
どの家も高床式住居で、家並みのなかにお寺が点在しています。

たいていどのお寺にも、写真のような金色の大仏様が鎮座し、
原色の装飾はなんとも東南アジアチック。

特にこれといった見どころがあるわけではありませんが、
町全体が民俗博物館のようになっているので、
のんびり散策しているだけで楽しめます。

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