【中国・シルクロードの旅】兵馬俑博物館@西安 [中国]
中国陝西省西安。
この町はかつての長安で、さらにさかのぼると、すぐ近くには秦の都・咸陽もありました。
この町の郊外に世界遺産にもなっている「兵馬俑」があります。
精巧に作られた兵士像がずらっと並ぶ図でおなじみのアレです。
これらは秦の始皇帝の副葬品で、兵馬俑の近くには始皇帝陵もあります。
現在の兵馬俑は発掘場所に建屋を作っていて、広大な博物館になっています。
写真のようにまるで巨大な体育館のような雰囲気で、
ここを訪れると、おそらく多くの人は「思っていたよりでかい!」
と感じるのではないでしょうか。
例えば、日本武道館は幅60mぐらい、東京ビッグサイトのホールで幅90mぐらい。
一方、兵馬俑の一号坑は奥行き230mあります。
そして一号坑だけで兵士や馬、馬車あわせて約6000体。
日本武道館や東京ビッグサイトのイベントで6000人集まるだけでもすごいことですが、
それらがすべて職人が作った人形です。
現代の国家では想像もつかないほどの国家権力。
今から2000年以上前にこんなものすごい大事業が行われたこと自体に驚きを感じます。
博物館には1号抗、2号抗、3号抗と3つの俑坑があり、
さらにむやみに敷地が広いので相当歩きます。
カートで移動することもできるのですが、お金がかかるので要注意。。
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