【中国・シルクロードの旅】城壁で武将気分@西安 [中国]
西安は唐の都・長安です。
西安はかつて長安だった時代に築かれた(主に明代)城壁に囲まれていて、
碁盤の目の出入り口には巨大な門があります。
そのメインになる正門ともいうべき門が永寧門(南門)です。
門というよりもお城のような風貌で、周囲はターミナルになっていて、
多くの路線バスの起点になっています。
この門は単にくぐるだけでなく、ここから城壁の上にあがることができます。
門の上はこんな感じでかなりの高さです。
そして西安の街を囲む城壁は先が霞んで見えないほど
まっすぐ果てしなく続きます。
その長さもさることながら、「幅」も驚きです。
城壁というと、せいぜい兵士が数人すれ違えるぐらいの幅をイメージしますが、
西安の城壁の幅はそれどころでなく、車がすれ違えるぐらいの幅です。
ここに守備兵が並んで一斉に攻撃をする様を想像すると、
無敵の防御なんじゃないでしょうか。
しかも城壁の周りは堀です。
日本の城とはけた違いの強固さですね。。
まかり間違って、豊臣秀吉が明まで攻め入ったとしても、
絶対にここを落とすことはできなかったと思います。
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