【中国・上海の旅】リニアモーターカーの衝撃@上海 [中国]
2003年に開通した上海のリニアモーターカー。
上海浦東国際空港と龍陽路駅の間約30キロを7分間で走る超高速列車です。
空港からだと市内までアクセスできるのかと思いきや
中途半端なところまでしか開通しておらず、そこから
地下鉄に乗り換えなければならない不便さに加え、
片道50元もする割高感から、現状便利な交通手段としての
利用価値は微妙なところですが、純粋にリニアモーターカーに
乗る、という楽しさはなかなかのものです。
なんといっても最大の見どころはスピードです。
最高時速430kmは、日本国内では決して体感することのできない猛スピード。
親切なことに車内に速度が表示されているので、
車窓の体感速度とともに、実際の速度も確認することができます。
ゆっくりと速度をあげはじめ、100km、200kmと徐々に新幹線の速度に
近づき、そして新幹線越えの300km。
「おお~!」と思っていると、さらに速度をあげて、400kmを越えたあたりからは
車窓の景色が未知の領域に。
ただ、いかんせん距離が短いため、MAX430kmはほんの数分で終了し、
すぐに駅に到着してしまいます。
一瞬の430km。
意味あるのかと問われると返す言葉もありませんが、
意外に面白いです。興奮します。おすすめです。
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