【インドネシアの旅】食堂でソトアヤム@バリ島 [インドネシア]
食堂ご飯シリーズ第7弾。
今回はインドネシアの食堂ご飯の定番、「ソト・アヤム」です。
「インドネシア スープ」で検索すれば、まず出てくるのがこのソトアヤム。
「ソト」はスープ、「アヤム」は鶏肉、要するにチキンスープなのですが、
お店によって色々個性があります。
ターメリックが効いた黄色いチキンスープに鶏肉、春雨が入ったものが基本ですが、
ここに揚げたニンニクやゆで玉子、モヤシ、トマト、香菜が入ったり、
色々なパターンがあります。
だいたい共通しているのは、注文すると写真のようにライスが付いてくるところ。
ラーメンに小ライス的な発想に近く、どういう間合いで食べればいいのか難しいところですが、
ライスをスープに投入して食べる人もけっこう多いらしいです。
インドネシア料理といっても中華料理に近いような料理も多いなか、
このソトアヤムはインドネシアっぽくて、どこで食べても大ハズレはない、
なかなか秀逸なメニューです。
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【インドネシアの旅】聖なる泉の寺院@バリ島 [インドネシア]
バリ島はイスラム教徒の多いインドネシアにおいては珍しく、
島民の大半がヒンドゥー教徒です。
バリ島にはヒンドゥー寺院が数多くあり、以前に紹介したタナロット寺院の
ような個性的な寺院もたくさんあります。
バリ島内陸部、ウブドのさらに奥地にあるタンパシリン(タンパクシリン)にある
ティルタ・エンプルもそんな個性的な寺院のひとつで、「聖なる泉の寺院」として有名です。
写真は聖なる泉から湧きだした水を引いた沐浴場。
この日はスコールに見舞われ、肌寒い天気でしたが、
静かに沐浴を行う人の姿がありました。
寺院の中でも雨に打たれて、ずぶ濡れでお祈りを続ける人々がいたり、
もちろん観光地としても人気がある場所なのですが、
そんなことは関係なく、粛々とお供えやお祈りに集中する人々の姿が印象的でした。
ちなみにティルタ・エンプルのお隣にはスカルノ元大統領の別荘があります。
スカルノということはデヴィ夫人。
なんかイメージとマッチしないなあ・・・
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【インドネシアの旅】クタビーチ@バリ島 [インドネシア]
バリ島で最も有名なビーチと言えばクタビーチです。
安宿も多く、世界中の旅行者が集まるクタビーチですが、
実際昼間のビーチでは人影もまばらです。
普通のビーチリゾートだとパラソルがずらっと並び、
海も芋洗い状態というイメージですが、クタは少し違います。
その理由は波が強くて泳げないから。
クタビーチは海水浴のためのビーチではなく、
サーフィンのためのビーチなので、沖合いには
波待ちのサーファーがずらりと並びます。
インド洋に面したクタは、波が強いことから
サーフスポットとしては世界的に有名で、
プロのサーファーもたくさん訪れています。
一方、普通に海水浴が楽しみたい!という人は、
インド洋に面した西海岸ではなく東海岸に行かないと
遊泳することはできません。
ガイドブックなどでははっきり書かれていないので、
宿が安いからと言ってクタを拠点にしてしまうと、
泳ぎたい人にとってはかなり不便なことになってしまいます。
もちろんレンタルのサーフボードもあるので、
初心者でもあえて挑戦して見るのも一興ですが、
上級者が多いので気後れすることうけあいです。。
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【インドネシアの旅】ケチャケチャケチャ@バリ島 [インドネシア]
バリ島の舞踏劇として有名な「ケチャ」。
楽器は使わず、数十人の男性の「ケチャケチャケチャ」というかけ声だけで
リズムを刻む、非常にプリミティブ感のあるダンスです。
寺院前の広場などに会場が設けられ、日が暮れてから開演。
焚火の明りだけの薄暗いなか、呪術的なリズムが響き渡ります。
ちなみに「舞踏劇」なのでストーリーがあります。
ラーマーヤナの中の挿話が題材になっていますが、
シンプルな話なので事前知識がなくてもだいたいわかります。
物語が佳境を迎えるにつれ、「ケチャケチャケチャ」のビートが激しくなり、
ときに「チャッ」「チャッチャッチャ」と変化が入ったりして、
高揚感が増してきます。
最初は、楽器も使わないので、単に人が「ケチャケチャ」言ってるだけ
のようにしか聞こえないのですが、それが連続することで
だんだんひとつのグルーブになってくるのが感動的。
私が見たものは30人ぐらいの規模のものでしたが、
100人を超えるような大集団でのケチャもあるそうで、
想像するだけでも迫力がありそうです。
そんなケチャ、さぞかし太古の昔からやっているんだろうと思いきや、
実は1930年ごろにドイツ人の画家が提唱したものだそうで、
バリ発祥でもなければ歴史が古くもない、なんとも不思議な生い立ちです。
(もちろん、ベースになる伝統的な文化背景があるのでしょうが)
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【インドネシアの旅】不思議なお供え物@バリ島 [インドネシア]
イスラム教徒の多いインドネシアにおいて、
住民の大半がヒンズー教徒のバリ島。
バリ島を歩いていて道端でよく目にするのが写真のようなお供え物。
お寺はもちろん、お店の前、ホテルの前、ビーチ、住宅街、どこに行っても
このようなお供え物が転がっています。
これはチャナンと呼ばれるバリ島の習慣で、神様への捧げ物。
自分たちが普段食べているものなどを供えるので、
あまりお供え物らしくない袋入りのキャンディや、
全然エキゾチックじゃないのですが、普通にタバコが
お供えされていたりします。
それだけ等身大で生活と一体となった風習ということなのですが、
みんながそこらじゅうでお供えするので、踏まれたり蹴られたりして、
だんだんお供え物というより生ゴミのようになってきます。
ステキな習慣だとは思いつつ、日々お供え物が繰り返される結果、
路面状態が渾沌としてくるシステムがなんとなくヒンズー教チック。。
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【インドネシアの旅】テガラランの棚田@バリ島 [インドネシア]
国内・海外問わず、棚田やら段々畑やらが好きです。
棚田と聞くと、とりあえず見ておきたくなります。
過去、ネパールのナガルコットや広西チワン族自治区の龍脊などいくつか見てきましたが、
いずれも棚田そのものというより、棚田のある風景に風情があります。
棚田は維持が大変らしいので、棚田が維持されて現役で使われている
ということは、それだけ昔ながらの風景が残っているということなのでしょう。
そして、このバリ島にある棚田。
「テガラランのライステラス」として有名な観光スポットですが、
驚くほど風情がありません・・・
ガイドブックなどでは壮大な写真が掲載されていますが、
かなりアングルを工夫しないとああはなりません。
(一応それらしく撮影してみました)
さらに風情を削ぐことに、ライステラスを見下ろす位置に
車道があり、車道に沿って、観光客向けのカフェが軒を連ねています。
きっと昔は美しい場所だったのでしょうが、今はちょっと微妙です。
あろうことか、「ライステラスを見下ろすエステ」なんてのもあるし、、、
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【インドネシアの旅】海に浮かぶ寺院@バリ島 [インドネシア]
インドネシア有数の観光地、バリ島。
ビーチリゾートとして人気の高いバリ島ですが、その独自の文化から見どころも多く、
特にヒンズー教寺院は各地にあり、見ごたえがあります。
数ある寺院の中でも最も絵になるのが、「タナロット寺院」です。
海に面した岩礁に築かれた寺院で、満潮時には完全に陸から孤立し、
海に浮かんだ状態になります。
写真は干潮なので、海に浮かんでる感はゼロ。
しかも陸続きに歩いて見学できるため観光客だらけです。
特に夕日スポットとして人気が高いため、日が沈み始めると、
わらわらと観光客が集まってきます。
写真の左側がずっと磯になっていて、夕日を見る人がぎっしり。
あまりにも興ざめなので写真に撮らなかったのですが、
それはそれでなんだか壮観でした。。
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【インドネシアの旅】水に浮かぶ豪邸@ビンタン島 [インドネシア]
インドネシア・ビンタン島の都市、タンジュン・ピナン。
前回は衛星写真で水上集落の様子をご紹介しました。
今回は船に乗って、沖合から水上集落を見た様子をご紹介します。
写真のように民家がずらりと並んでいるのがよくわかります。
一見すると普通の家のようですが、床下に杭が伸びていて、
水の上に建っているのが一目瞭然。
なぜこの一角を撮影したかというと、注目すべきは
一軒一軒の立派さです。
普通に考えて、土台が脆弱な水上住宅で2階建てというのは
ありえないはずですが、2階建てでしかも結構新しい家が多いのが
おわかりいただけるかと思います。
ここまで来ると、なぜに彼らが水上生活を選ぶのか、
もはやよくわかりませんが、一般的な水上住宅の
イメージを覆す家並みです。
ってゆうか、むしろ豪邸ですよね・・・
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【インドネシアの旅】水上集落を衛星写真で@ビンタン島 [インドネシア]
大きな地図で見る
インドネシア・ビンタン島にある町、タンジュン・ピナン。
前回、この町の水上集落の様子を写真でご紹介しました。
写真では全貌がわかりづらいと思いますので、今回は
いつもと趣向を変えて、GoogleMapで水上集落の様子をご紹介。
上記の衛星写真を少し左右に動かしていただくと全貌が
わかりやすいと思いますが、陸地から沖に向かって、
堤防が突き出していて、さらに横糸のような感じで、
縦の堤防同士をつなぐ堤防も網の目のように張り巡らされています。
この堤防にずらりと並んでいるのが、一見船のように見えますが、
そうではなくてすべて水上住宅です。
かなりの規模で集落が形成されているのがおわかりいただけると思います。
そして一軒一軒の家もけっこう立派です。
次回、再び集落の様子を見ていきます。
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【インドネシアの旅】水上集落の構造@ビンタン島 [インドネシア]
インドネシア、ビンタン島。
前回、リゾートエリアとは異なる南部のローカルエリア、
タンジュンピナンをご紹介しました。
今回はもう少し詳しく水上集落をご紹介します。
タンジュンピナンの町から水上集落へはボートで渡ります。
渡った先が写真のような集落です。
水上集落と言いながら不思議なのですが、陸地からコンクリートの
堤防が張り巡らされていて、堤防に面して水上住宅が並びます。
一見すると普通の家のようですが、土台部分を見ると、
海の上に木の杭で支えられているのがわかります。
この集落の特徴的なのは、いわゆる貧しくて水上に住んでいる、
というケースとは異なり、それなりに収入のある世帯が
集落を形成しています。なかには結構な豪邸もあります。
次回、地図を見ながら解説します。
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【インドネシアの旅】水上住宅の集落@ビンタン島 [インドネシア]
インドネシアの有名リゾート、ビンタン島。
この島は北部のリゾートエリアと南部のローカルエリアが
露骨に分けられています。
観光客はリゾートエリアのリゾートホテルに宿泊して
プライベートビーチで終日過ごすのが一般的です。
ローカルエリアには行かない、というより特に行っても仕方ないと
思われていますが、実は「せかいのまちかど」的隠れスポットが存在します。
場所はビンタン島南部の中心都市、タンジュンピナンです。
タンジュンピナンの町自体もローカル感満点で面白いのですが、
今回ご紹介するのは、タンジュンピナンの町から船で渡ったところにある
大規模な水上集落です。
水上集落というのは、写真のように水の上に木の杭で
支えられた、いわゆる「水上住宅」が集まる集落です。
写真奥にもずらりと住宅が並んでいるとおり、
かなり特殊な町並みが形成されているので、
次回じっくり詳細をご紹介します。
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