【シンガポールの旅】金のドームがある町@シンガポール [シンガポール]
シンガポールは多民族国家として知られていています。
前回ご紹介したリトルインディアのほか、アラブ人街もあります。
アラブ人街、アラブ・ストリートと呼ばれるエリアで、その名のとおり、
中東から来た人々が暮らす町です。
この町の成り立ちはリトルインディアよりももう少し歴史があって、
シンガポール建国の父、ラッフルズ卿が上陸する以前に
シンガポールを治めていたジョホール王国の王様用に
割り当てられた地域で、その象徴が写真の金色のドームです。
サルタンモスクと呼ばれるシンガポール最古のモスクで、
ここでいうサルタンというのがジョホール王国の王様のこと。
このモスクを中心に、周辺のイスラム教徒が集まり、
現在のアラブストリートが形成されました。
なので、もちろんアラブ人も多いのですが、実はどちらかというと、
アラブ人ではないイスラム教徒、つまり、マレーシアや
インドネシア系の人々のほうがメインです。
町そのものはリトルインディアのようなわかりやすい
盛り上がりはないのですが、白壁の美しい街並みと、
カーペットやテキスタイルのお店などが並び、ほどよく
アラブな気分に浸れるエリアです。
モスクは見学はできますが、礼拝所は信者しか入れません。
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【シンガポールの旅】インド人街@シンガポール [シンガポール]
高層ビルが立ち並ぶイメージの強いシンガポールですが、
まるでインドのような異様な活気にあふれた一角があります。
多民族国家・シンガポールを象徴する町、「リトルインディア」です。
世界中にあるチャイナタウンと同じく、インド系の移民とインド系の
出稼ぎ労働者が暮らすインド人街。
インド料理屋やインド雑貨屋、ヒンズー教寺院などが所狭しと並び、
サリーを着た女性が買い物をしている風景はインドそのものです。
リトルインディアは「インドに行ってみたいんだけどちょっと怖い」
というような人におすすめの町です。
本場インドはたしかにいろいろメンドクサイ一面もありますが、
シンガポールのリトルインディアは、インド風に見えても、
やはりそこはシンガポール。
町は清潔で安全。
お腹をこわしたり盗難にあったりすることもないので、
気軽にインド気分が味わえます。
逆に、リトルインディアが肌に合わないようでしたら、
インドに行くのはやめておいたほうがいいでしょう。
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【シンガポールの旅】魚介系こってり麺@シンガポール [シンガポール]
数あるシンガポールの名物料理のなかで、
個人的に最も秀逸だと思うのが、「ラクサ」です。
ラクサとは、屋台やホーカーズでおなじみの「魚介系こってり麺」のこと。
お店によっていろいろなタイプがありますが、基本はアサリなどの魚介系ダシに
ココナッツミルクベースの激辛スープが加わった、どろっとコクのある麺。
魚介+こってりスープというコンビネーションが、あまりスープを重視しない
中国系麺文化とは異なり、むしろ日本のラーメンに近い発想です。
日本でラクサ専門店があったらウケるかもしれない。
ちなみにスーパーなどでは「ラクサペースト」も売っていて、
かなりリアルな味を再現できるので、お土産におすすめです。
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【シンガポールの旅】マーライオンのお引越し@シンガポール [シンガポール]
シンガポールと言えば、マーライオンです。
世界三大ガッカリなどと揶揄されがちな
かわいそうな観光スポットですが、実は昔から
現在の場所にあったわけではなく、
2002年に引っ越してきました。
写真は引っ越し前、つまり2002年以前のマーライオンです。
場所は現在の場所のすぐ近くなのですが、
写真のように現マーライオンよりも小さいサイズで、
かつ口から水を吐くこともなく、かつ角度的に
うまいこと正面から写真が撮れない、という
がっかりスポットにふさわしいがっかり具合でした。
現在はマーライオンパークとして、ボードウォーク
が設けられ、正面からも写真が撮れるようになり、
口から勢いよく水を吐き出すようになりました。
しかし、、だからどうということもないのが
マーライオンのがっかりスポットたるゆえん。
なぜ水を吐くんだ!?
しかもそんな気軽に移転しちゃっていいのか!?
など、ツッコミどころ満載ですが、シンガポール当局も、
ことマーライオンに関しては、確信犯的にゆるキャラ路線に
走っている感じがして、個人的にはけっこう好きなノリです。
しかも油断していると、不思議とだんだん愛着が
湧いてくるのであなどれません。
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【シンガポールの旅】ホーカーの名物料理@シンガポール [シンガポール]
シンガポールの名物料理、ロジャック。
ホーカーの定番料理で、ローカルな店では
たいがいどこでも食べられます。
内容はお店によって微妙に違うのですが、
もやし・厚揚げ・パイナップルにピーナッツ&
甘辛ピーナッツだれで和えた感じが基本。
きゅうりが入ったり、油条が入ったりすることもあります。
甘さと酸っぱさと辛さが渾然一体となった風味は
一見美味しそうなのですが、微妙な期待はずれ感が
なんとも言えません。
いや、期待はずれというより、はっきり言ってしまうと、
あまり美味しくないような・・・
たぶんパイナップルが余計なんだと思います。
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