【トルコの旅】ビザンティン建築@イスタンブール [トルコ]
トルコ、イスタンブール。
写真中央のモスクが「アヤソフィア」です。
この尖塔とドームの巨大建築は、もともとはキリスト教の大聖堂で、
イスタンブールがコンスタンティノープルと呼ばれていた
東ローマ帝国時代、360年に建てられました。
その後の1453年、コンスタンティノープルが陥落し、
オスマン帝国のメフメト2世が入城。
ただちにアヤソフィアを接収し、モスクに改造しました。
といっても、十字架をはずしてミフラーブを設置したぐらいで、
実は今でもキリスト教時代の装飾はかなり残っています。
ちなみにこの写真は以前にご紹介したガラタ塔から撮影しました。
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【トルコの旅】鳩の穴の砦@カッパドキア [トルコ]
トルコの世界遺産・カッパドキア。
今回は「鳩の谷」と呼ばれる小さな村、ウチヒサールをご紹介します。
前回ご紹介したオルタヒサールと同じように、
ウチヒサールも岩山を利用したお城(というか砦)です。
お城の歴史は古く、ヒッタイトの時代からローマ帝国を経て使われてきたものだそうです。
ただ、オルタヒサールと違って、今はこの岩山で住んでいる人はいません。
(数十年前までは住民がいたそうですが)
面白いのが、別名「鳩の谷」とも呼ばれるゆえんの、岩山の小さな穴。
写真はお城の上から見下ろした図ですが、にょきにょき生える岩に
小さい穴がプツプツ空いているのがわかりますか?
これは偶然ではなく、意図的に鳩の巣にしているそうで、
鳩の糞を集めて、周辺のブドウ畑の肥料にするのだとか。
一個一個糞を回収するのも大変そうですが、
そもそも鳩の糞が肥料になるなんて知りませんでした。
もうちょいやり方がありそうなものですが・・・
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【トルコの旅】岩山のお城@オルタヒサール [トルコ]
トルコ・カッパドキアです。
カッパドキアというのは地方の名前で、この地方にはギョレメをはじめ、
個性的な町がたくさんあります。
その中のひとつ、ネヴシェヒルとユルギュップの間あたりにある
「オルタヒサール」という町をご紹介します。
「ヒサール」というのは「砦」という意味で、その名のとおり、
町の真ん中に巨大な岩(みたいに見える砦)がそびえる町です。
写真はその砦からの眺めです。
一面に広がるカッパドキアの大地と、砦の周りに並ぶ
迷路のような石灰岩の街並み。
廃墟になっている遺跡の多いなか、このオルタヒサールは今も現役。
生活感が満点で、「街角好き」にもおすすめのスポットです。
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【トルコの旅】シリア国境近く@アンタクヤ [トルコ]
トルコの南部、地中海に沿ってシリア側に飛び出ているアンタクヤ(アンタキヤ)。
シリア国境に近いことから、町並みも人もトルコというよりアラブの雰囲気満点です。
この町は古くはシルクロードの終点として栄え、ローマ帝国、ビザンツ帝国、
オスマン帝国などを経て、第一次世界大戦後はオスマン帝国から
フランス領シリアに編入されていました。
その後、住民の間でもトルコ編入派とシリア編入派に分かれて争いが起こり、
結局トルコが国際連盟に提議し、1939年にトルコへの編入が決まりました。
そんな歴史的経緯もあり、今でも住民はシリア系の人が多く、
シリアとの交流も盛んです。
残念ながら遺跡などはあまり残っておらず、派手な見どころはあまりありませんが、
町歩きが好きな人にはおすすめの町です。
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【トルコの旅】ガラタ橋のにぎわい@イスタンブール [トルコ]
イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶガラタ橋。
ガラタ塔から眺めたときに下に見えたでっかい橋です。
この橋の3大おもしろポイントをご紹介します。
【その1】橋の下が商店街になっている
⇒上からだとわかりませんが、橋の下が商店街になっています。
ただ、船が通れるように、橋の中央部分だけはちゃんとアーチになってます。
【その2】本気で釣りをしている人が結構いる
⇒本格的な釣ざおを構えて、橋の上から糸を垂らしている人が結構な数います。
なんと「釣り具屋」までいます。
【その3】橋の上に体重計屋がいる
⇒なぜだかよくわかりませんが、橋の上に「街頭体重計測屋」がいます。
ただ道行く人の体重を計るだけのシンプルな商売です。
観察したところ、それなりに利用者もいるようでした。
と、いろいろと興味深いガラタ橋。
景色も美しいし、サバサンドはおいしいし、
やっぱりこの場所はお気に入りです。
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【トルコの旅】ガラタ塔からの眺め@イスタンブール [トルコ]
私が好きな町、トルコ・イスタンブール。
前回、「エミノニュから見た新市街」の風景をご紹介しました。
今回はその逆、新市街からエミノニュを眺めます。
写真は、14世紀に建てられた監視塔、ガラタ塔の
てっぺんからの眺望です。
手前が新市街、正面の大きな橋がガラタ橋で、
橋を渡った向こうが旧市街です。
橋のたもとのフェリーが停泊しているところが
前回ご紹介したエミノニュ、遠くにブルーモスクや
アヤソフィアの尖塔も見えます。
行きかう船をぼやーと見ているだけで何時間でも
過ごせてしまう、旅ゴコロ満点のおすすめスポットです。
ちなみにこのあたりはあまり治安がよくないと言われているので、
夜は行かないほうがいいかもしれません。
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【トルコの旅】海と町の織りなす風景@イスタンブール [トルコ]
海と町が織りなす風景が好きです。
海そのものも好きなのですが、海が町の風景と溶け込んでいる感じがツボです。
かといって、海辺のリゾート地が好きなわけではなく、
そこに人が生活する「都市」があるのが重要です。
例えば、「魔女の宅急便」の町なんかもすごく好きです。
そんなツボにはまった町の第1位がトルコのイスタンブールです。
写真はイスタンブールの旧市街と新市街をわけるガラタ橋のたもと、
「エミノニュ」から新市街を眺める風景です。
エミノニュはヨーロッパからアジア側に渡るフェリーの船着場でもあり、
イスタンブール名物の「サバサンド」の屋台でも有名な場所です。
イスタンブールという町が持つ歴史的・文化的な背景、
橋と船着場という人が往来する場所特有の雰囲気、
そして、海と新市街の街並みの造形的な美しさ、
我ながら贔屓しすぎの感もありますが、この場所は
本当に世界一気持ちのよい場所だと思います。
最後にランキングをもう一度。
【海と町の織りなすまちかど風景】ランキング
第1位 エミノニュから見たイスタンブール新市街/トルコ
第2位 スターフェリーから見た香港島/香港
第3位 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島/イタリア
第4位 コメルシオ広場/ポルトガル
第5位 ドバイ運河をゆく渡し船/ドバイ
ぜひ旅行にいくときの参考にしてください。
どこもおススメです!
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【トルコの旅】洞窟式ゲストハウス@ギョレメ [トルコ]
トルコの世界遺産・カッパドキアにあるギョレメの町。
有名な“キノコ岩”をはじめとする奇岩の町は、建物も奇岩を利用してできています。
写真はギョレメにある外国人向けのゲストハウス。
奇妙すぎてわけのわからない図ですが、多くの建物は奇岩内部の
洞窟を部屋として利用しています。
このゲストハウスのように、洞窟+建物を組み合わせたような、
通称「洞窟ホテル(ケーブホテル)」がたくさんあります。
ゲストハウスだけでなく、なかにはデザイナーズ的な「洞窟リゾートホテル」
もあって、アツいです。ホテル好きの人にもおすすめ。
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【トルコの旅】奇岩がにょきにょき@ギョレメ [トルコ]
世界遺産シリーズ。
今回は「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群(トルコ)」です。
世界には初めて訪れたときの衝撃度の高い町がいくつかありますが、
ギョレメは間違いなくそのひとつでしょう。
カッパドキア地方の数ある町のなかでも最もヘンテコリンな町。
町の周辺に奇岩がある、というより、町中ににょきにょき奇岩が生えていて、
奇妙な景観を生み出しています。
しかも、奇岩の中が洞窟になっていて、それぞれ住居やホテルになっています。
異空間すぎてもう何が何だかという感じですが、人間とは不思議なもので
2日もいればすぐに見慣れてしまいます。
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【トルコの旅】エーゲ海のリゾート地@チェシュメ [トルコ]
トルコと言うと、モスクや遺跡なんかを想像しますが、
実は地中海に面していて、特にギリシャと向かいあった
エーゲ海沿岸のエリアはばっちりリゾート地です。
写真はトルコ第三の都市・イズミールの近くにある
「チェシュメ cesme」(チェシメと書くガイドブックもあり)。
白い家が並ぶこじんまりとした街で、ホテルといえば
小さなゲストハウスなどが中心の穴場リゾートです。
チェシュメのヨットハーバーにはたくさんクルーザーが
停泊していて、毎日エーゲ海クルーズを催行しています。
エーゲ海クルーズと言っても庶民的な感じで
料金もせいぜい1人2000円ぐらい。
クルーザーで沖合に出て、無人島に立ち寄ったり、
ラグーンに停泊して、シュノーケリングをしたり、
たいてい昼食付きで、ワインが飲めたりもします。
と書くと、なにやらセレブな感じですが、
雰囲気はあくまでも海水浴。
家族連れのアメリカ人なんかが多く、
どことなく伊豆諸島的なのんびり感が
心地よかったりします。
ギリシャじゃこうはいきません。
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