【インドの旅】思った以上にでかい!@アグラ [インド]
インドの世界遺産、タージマハル。
タージマハルと言えば、正面から見た写真が有名ですが、
写真で見ている以上に、近くで見るとかなり巨大です。
そしてよく見ると、単なる真っ白な壁ではなく、
細かい模様が施されています。
幾何学模様のなかに宝石が散りばめられていて、とても豪華です。
もはや建築物というより芸術品。
そんなこともあってタージマハルは土足厳禁です。
普通土足厳禁であれば、ビニール袋に靴を入れて、
靴を脱いで入場するイメージですが、タージマハルでは、
「シューズカバー」が渡されるので、靴を覆って入場します。
なんだか不思議なシステム・・・
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【インドの旅】象に乗る@ジャイプール [インド]
日本では象は動物園で見るものですが、
インドやタイでは象は家畜として活躍しており、乗り物として乗ることもできます。
象に乗れる有名スポットと言えば、
インド・ジャイプールにある「アンベール城」です。
このお城は丘の上に立っているのですが、丘の下までしか車は入れないため、
歩いて登るか、象に乗って登るかのどちらかしかありません。
もちろん有料のタクシー象なので、地元の人はみな歩いて登りますが、
観光客(西洋人が多い)は象で登る人が多いため、
観光シーズンには乗り場は大変混雑します。
上の写真が乗り場です。
象の背中の高さに作られた建物から象に乗り込みます。
象の背中には横向きに腰掛けられるように鞍が設置されています。
そして象に乗って、丘の上のアンベール城を目指します。
揺れがすごくて、うっかりカメラを構えたりしていると振り落とされそうです。
ちなみにアンベール城は完全に観光客向けなので、
テーマパークのように後から写真を売りつけられたりします。
あと、インドらしく、
「この象はバナナが好きで食べさせてやりたいんだけどお金がなくて、、」
とか言いながら追加料金を要求されたりもします。
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【インドの旅】邸宅ホテル@ジャイプール [インド]
インドのラジャスタン地方に残る古い邸宅をハベリ(ハヴェーリー)と言います。
以前にジャイサルメールにあるハベリを紹介しました。
今回は「泊まれるハベリ」をご紹介いたします。
ラジャスタンの州都・ジャイプールには古い邸宅を改装したホテルがたくさんあります。
たいてい「○○Haveli」という名前なのですぐわかります。
写真はマンダワ・ハベリというホテルです。
広い中庭を囲んで、伝統的な建築の建物が建っていて、
見た感じはホテルというよりはお城のような雰囲気です。
今までインドと言えば、安宿か外資チェーンのシティホテル、
ぐらいのイメージしかなかったのですが、こんなこだわり系の宿も
あるのはちょっと意外でした。
部屋はこんな感じ。
古い建物ですが、きれいに改装されているので、
高級ホテルっぽい雰囲気です。
こんなインド旅行もたまにはおすすめです。
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【インドの旅】世界遺産なのになぜかマイナー@アグラ [インド]
インドのアグラと言えば、押しも押されぬタージ・マハルの町です。
タージ・マハルはもちろん世界遺産なのですが、
実はあまり知られていない世界遺産がもう一つあります。
それが、ファテープル・シークリー。
あまり知られていないから地味なスポットなのかと思いきや、
規模も建築様式もかなりすごい都市遺跡です。
1574年、ムガル帝国の時代。3代皇帝アクバルが、当時の都であるアグラから、
約40km離れたファテープル・シークリーに遷都しました。
しかし、都としては14年間しか使われず、その後は廃墟になってしまいました。
つまり、歴史に埋もれた幻の都。
ただし、いわゆる瓦礫の山のような廃墟ではなく、
現在残っているのは宮殿とモスクだけですが、
写真のような奇妙な建物がニョキニョキと残っていて、
とても面白い世界遺産です。
むしろこんなにすごいファテープル・シークリーが、
なぜ日本であまり知られていないのかが不思議です。
世界遺産の登録も1986年とかなり早いのに。。
ちなみにアグラでは「アグラ城」も世界遺産です。
こっちもマイナーっちゃマイナーですね。
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【インドの旅】糞ころがし!@ジャイサルメール [インド]
インドに限らずですが、砂漠に行くとよく見かける生物が
「フンコロガシ」です。
たぶん名前は聞いたことあるけど、見たことはない、
という人が多いのではないかと思います。
そして、そもそも砂漠に生き物が生息しているということも
あまりイメージ湧きません。
なのですが、フンコロガシは結構ふつうにいるんです。
後ろ脚で糞を転がしながらバックで移動するのですが、
カサカサとせわしなく動くため、写真ではきれいに
「転がしている図」は撮れませんでした。
(この写真は砂漠に寝そべって撮影)
しかし、フンコロガシというより、
砂漠にそんなに糞があるのが意外です。
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【インドの旅】アンベール城@ジャイプール [インド]
インド、ジャイプールの郊外約11kmのところにあるお城、
アンベール城をご紹介します。
ムガル帝国のもと、1600年から130年間ジャイプール国の
首都だったのがこのお城です。
この時代の建築らしくイスラム様式を取り入れた幾何学模様の
装飾が美しく、どことなくアルハンブラ宮殿を思い出すような
美しいお城です。
想像以上に巨大なお城なので、隅々まで見ていると、
半日ぐらいかかってしまうので要注意。
ちなみにこのお城の名物は「象のタクシー」です。
インドで象に乗っている写真を見たことがあるとすると、
おそらくこのアンベール城でしょう。
象に乗って、入口からゆっくりと約1時間の旅。
はっきりいって徒歩のほうが早いのですが、
旅の思い出としてはありっちゃありです。
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【インドの旅】ぎゅうぎゅう!@デリー [インド]
インドの首都、デリー。
経済成長著しい新興国の首都ではありながら、旅行者には
大変評判が悪く、お世辞にも過ごしやすい町とは言えません。
むしろムンバイあたりのほうが上品で首都っぽい気さえします。
私見ではありますが、デリーの何がダメかというと、
①混雑
②汚い
③詐欺
の3重苦です。
デリーの混雑ぶりは本当にひどいもので、
写真のように人と車とリキシャーがみっしり詰まって、
ほとんど動けない状態。リキシャーは車の間を縫って、
先に行こうとするのですが、全員がそう考えているせいで
進退きわまった図です。
そんなデイリーにも2002年から最新式の地下鉄が開通して、
段階的に延伸しながら2005年には全路線開通しました。
これでさぞかし渋滞も緩和しただろう、と思いきや、
地上は全然変わらずぎゅうぎゅうの状態です。
不思議だ・・・
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【インドの旅】マハラジャの要塞@ジョードプル [インド]
インド、ラジャスタン州。
ジョードプルは「青い町」として知られています。
そんな旧市街の町並みの真ん中にそびえたつのが「メヘラーンガル砦」です。
高さ120mほどの小高い岩山に建っていて、下から眺めると要塞そのもの。
かなりイカツイ建造物です。
実際に町を見下ろす城壁には大砲も設置されていてばっちり戦闘モード。
日本のお城など比べ物にならないほどの規模と堅牢さに驚かされます。
現在は、ジョードプルの最大の見どころである「青い街並み」を
眺める展望スポットとして多くの旅行者で賑わいます。
(上から見ないとイマイチ青さが実感できないので)
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【インドの旅】神様とは言え@ジャイプール [インド]
有名な話ですが、インドでは牛は神聖なものとされています。
シヴァ神の乗り物とされていて、殺すことはタブー、ましてや
食べることは絶対にタブーです。
その弊害と言っていいのかどうかわかりませんが、
インドの町にはとにかくたくさんの野良牛がいます。
日本のイメージでは牛は田舎にいて、牧草を食む姿しか
思い浮かびませんが、インドでは都市に生息していて、
普通に残飯を漁っています。。
牛糞も神聖なものとされているせいで、そこらじゅうに
糞も転がっていて、写真のようなぐちゃぐちゃの状態は
インドではよくある光景です。
(デリーのビジネス街、コンノートプレイスあたりでも
牛が闊歩しているから驚き)
なぜこんなに牛がいるのかはいろいろ言われていますが、
農耕で使われていた牛が引退すると捨てられて、
食べ物がある都会に集まってくる、とか、野良牛ではなくて、
誰かが放牧していて搾乳をしているに違いない、とか、
噂は諸説あります。
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【インドの旅】王様の日時計@ジャイプール [インド]
インド・ラジャスタン州の州都、ジャイプール。
以前にご紹介した「風の宮殿」のすぐそばに
「ジャンタル・マンタル」という場所があります。
パッと見、箱根彫刻の森美術館みたいなオブジェが並ぶ公園のような
感じですが、それぞれのオブジェには意味があり、全体として天文台として
280年ほど前に建てられた施設です。
写真は日時計で、この時計でどうやって時間を計るのかは
よくわかりませんが、20秒単位まで計測できるのだとか。
この天文台にはさらに精度の高い日時計もあり、そちらのほうは
2秒単位まで計れるというから驚きです。
そのほか、日食や月食を計る機器など、星や太陽の動きを
観測する天体観測儀がたくさん並びます。
正直、ひとつとしてどう使うのかは理解できないのですが、
いずれもごく単純なオブジェのような物体ばかりで、
こんなもので科学的な観測ができるというのが驚きです。
ちなみに、この天文台を作った当時のマハラジャ、
ジャイ・スィン2世は天文学者でもあったそうな。
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【インドの旅】不思議な葉っぱ@アウランガバード [インド]
インドでよく見るこの葉っぱ。
以前にご紹介した雑貨屋で売っている「乾燥パーン」に対して、
こちらは「生パーン」を包むための葉っぱです。
「キンマ」というコショウ科の植物で、この葉っぱにスパイスと
ビンロウを包みこんで、噛みタバコとして楽しみます。
たいてい屋台で売っていて、「甘いの」か「辛いの」を指定すると、
得体の知らない粉やらジャムみたいなものを葉っぱに塗りつけて
渡してくれます。
ビンロウは台湾なんかでもおなじみですが、噛んでいると
赤い液が出てくるので、唾と一緒に吐き出します。
食後のリフレッシュメントとして食べるのが一般的。
さて、味です。
乾燥パーンはとてもじゃないけど噛める代物ではありませんでしたが、
今回の生パーンは、「噛めないほどではないが何がいいのかは理解不能」
という感じ。
特に甘いやつだと、比較的お菓子感覚で楽しめるのですが、
しかし何がよくてこんなものを噛んでいるのかは
結局わからないままでした。。
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【インドの旅】タージ・マハルもどき@アウランガバード [インド]
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが王妃のために作った「タージ・マハル」。
これのそっくりさん、というよりパクリがアウランガバードにあります。
その名もビービー・カ・マクバラー。
ムガル帝国の第6代皇帝アウラングゼーブが同じく王妃のために作った廟墓。
見ての通り、かなりの精度でそっくりです。
ただ、本場のタージ・マハルが大理石でできているのに対して、
ビービー・カ・マクバラーは建築費が途中で底を尽き、
大理石が使えたのは一部だけ。
大半は普通の石でできていて作りも微妙におおざっぱ。
そのため「黒いタージ」とか「貧乏人のタージ」とか呼ばれています。
気の毒ですが、でもこれはこれできれいです。
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【インドの旅】雑貨屋のアレ@ジャイプール [インド]
インドを旅行していると、写真のような雑貨屋さんで、
天井からぶら下がっているお菓子のようなパッケージをよく目にします。
日本のイメージだと、ベビースターみたいなプチ駄菓子か、
フリスクとかキャンディのようなもの?と思いきや、これは
インドでは根強い人気のある「噛みタバコ」です。
パーンと呼ばれるもので、パッケージの中には
茶色の粒がパラパラと入っていて、これを噛み、
噛み終わったらペッと吐き捨てます。
試したことのある人はご存じでしょうが、心の準備なく噛んでしまうと、
どえらいマズさです。口の中に苦みが充満して、おえーっとなります。
タバコを吸う人も吸わない人も関係なく、この味のエキセントリックさは
ちょっとシャレになりません。
タバコと言えば、「ビディ」という安い葉巻もインドではおなじみ。
葉っぱを巻いて糸で縛ったなんともプリミティブな形状で、
新聞紙みたいなパッケージでざっくり売られています。
葉っぱの独特の香りがエキゾチックで、フィルターも何もないので
きついことはきついのですが、一本が短いのと、
ゆるく巻かれているせいか、そこまでガツンとニコチン
が来る感じでありません。
ただ、典型的な安タバコなので、インド人の評価も低く、
おすそ分けしても全く喜ばれません。。(むしろ断られるぐらい)
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【インドの旅】市場の賑わい@アウランガバード [インド]
マハラシュトラ州の州都・ムンバイから東に350km。
デカン高原にある市場町、アウランガバードをご紹介します。
アウランガバードはアジャンタやエローラの観光拠点として
観光客の多い町ですが、ほとんどの人が通過するだけなので
あまり記憶にも残らず地味なポジションです。
しかし、地味な町だけに、大都市にありがちないやな
思いをすることもなく、実はとても居心地のよい町です。
特に古くから交通の要衝として栄えてきた市場は
観光的な要素はまったくありませんが、庶民の市場の
色合いが濃く、インドが嫌いになりかけた人でも
なんとなく好きになってしまうような、心温まる雰囲気です。
次回からそんな市場の一コマをご紹介していきます。
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【インドの旅】風の宮殿@ジャイプール [インド]
インド・ラジャスタン州の州都、ジャイプール。
ジョードプルの青、ウダイプルの白、ジャイサルメールの金、
に対して、この町は「ピンクシティ」として有名です。
ピンクというか赤土の色ですが、その象徴とも言えるのが
写真の「風の宮殿」です。
バザールの正面に立っていて、その昔王宮の女性が
景色を眺めるためだけに作られたと言われる建物です。
風の宮殿の面白いのは、この写真のアングルで見ると
わからないのですが、実は超ハリボテなんです。
5階建てという高層建築にも関わらず奥行は数メートル。
宮殿というか壁です。
風の宮殿の名前のとおり風が吹き抜け、眺めも素晴らしいのですが、
とにかくハリボテ感が印象的でした。
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【インドの旅】サム砂丘@ジャイサルメール [インド]
インド・ラジャスタン州にあるタール砂漠。
パキスタンとの国境に近いこの砂漠のハイライトは
「サム砂丘」です。
ジャイサルメールからラクダツアーが出ていたり、
夕陽を眺めるサンセットツアーが組まれたり、観光客にも人気の高いスポットです。
写真が砂丘の風景です。
風紋が美しい砂丘が広がります。
世界の砂丘スポットのなかでは、それほど起伏が激しくなくて、
比較的地味な部類の砂丘ですが、逆に遠くまで視界が開けている分
果てしなく続く海のような砂漠の広がりを感じることができて
旅ゴコロ満点です。
ここでぼんやりと夕日を眺めていると、
すごく壮大な気分に浸れます。
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【インドの旅】巨大な洗濯場@ムンバイ [インド]
トタン屋根で囲まれたスタジアムのようなこの場所。
貧しいバラック小屋が連なる悲惨な雰囲気。
インド・ムンバイのドービー・ガートです。
ドービーとはカースト制における洗濯屋のカーストのことで、
ガートは「場」、つまり洗濯場です。
洗濯屋カーストは人の汚れものを洗う仕事ということで
下層カーストとされています。
労働環境も悪く、悲壮感の漂う場所ですが、
ムンバイでは観光地としてポピュラーなスポットです。
チップを払えば中にも入れるそうですが、基本は
みな近くにある橋の上から広大な洗濯場を眺めるだけ。
確かにすごく興味深い光景ではありますが、
なんとなく重労働の現場を興味本位で眺めるというのも
気持ち的に抵抗があります。
一方で、この場所へはインド人の友人に案内してもらったのですが、
彼らは下層カーストという階級の存在を全然気に留めていないのが
とても印象的でした。
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【インドの旅】駱駝の隊列@ジャイサルメール [インド]
インド・ラジャスタン州のジャイサルメールの郊外には、
パキスタン国境につながるタール砂漠が広がります。
ここから本格的なキャメルサファリもできるのですが、
ジャイサルメールの町にもっとも近い「サム砂丘」では
気軽なキャメルライドが楽しめます。
写真はそんな観光客向けのラクダツアーの様子です。
夕日が美しいことでも知られているので、夕方になってくると
“サンセットツアー”ということで、夕日だけを楽しみに来る
観光客もいます。
ちなみに世界中に砂漠はありますが、砂漠と呼ばれるものの
大半を占めるのは、日本人がイメージするような砂漠ではなく、
「荒地」のようなところがほとんどです。
だからこそ、「砂丘」が観光地になるのですが、
本当に美しい砂丘というのは世界にもそうたくさんはありません。
次回はそんなサム砂丘の美しい風景をご紹介します。
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【インドの旅】でっかい三角@ムンバイ [インド]
インド料理は日本でもお店がたくさんあるのでよく知られていますが、
たいてい日本のお店で食べられるのはパンジャーブ料理などの北インドの料理です。
日本人からするとどれもカレーのような感じがしてしまいますが、
南インドの料理は普段日本で食べるインド料理とはちょっと違います。
その代表格(というわけではないけど・・)とも言える
南インドのスナック、「ドーサ」です。
写真のようになんだかよくわからない巨大な三角形の物体。
皿からはみ出してます。
米粉のクレープをパリパリに焼いたもので、
中にはスパイスで炒めたじゃがいもが入っています。
これに小皿のソースをつけて食べます。
おいしいことはおいしいのですが、じゃがいもの具が入っているのは
中心部分だけで、三角形の大半の部分はパリパリの皮だけ。
なら、こんなに大きくしなくていいのでは・・と疑問が尽きません。
皿からはみ出しているから食べづらいし・・
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【インドの旅】アジアンリゾート?@ジャイサルメール [インド]
インド・ジャイサルメールのホテルのお部屋。
エスニックな装飾がおしゃれな感じで、ちょっとしたリゾートのよう。
ジャイサルメールはホテル激戦区で、バスターミナルや鉄道駅では
客引き合戦が繰り広げられますが、競争が激しい分料金も値崩れ気味で、
このホテルも1泊300円ぐらいです。
どのホテルもラクダーツアーの受注をもくろんでいるので、
安い宿泊料金で釣っておいて、そのあとツアーの営業を
かける戦略をとっています。
ウザい!と言えばそれまでですが、せっかくジャイサルメールに
来たのだから、ラクダツアーは参加したほうが楽しいので、
そう考えると、宿泊料金は安くて、さらにもれなくツアーの
アレンジもしてもらえるわけなので、むしろ至れり尽くせり。
面倒なことの多いインド旅行において、
ジャイサルメールは好きな町のひとつです。
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【インドの旅】驚愕の石窟寺院@エローラ [インド]
世界遺産シリーズ。
今回は「エローラ石窟寺院群(インド)」です。
エローラ石窟寺院は、全部で34の石窟からなる巨大寺院で、
古い順に仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教と3つの宗教の寺院が
仲良く同居しています。
このおおらかさは他の国ではちょっと考えにくいのですが、
それよりなにより驚きなのが写真の「カイラーサナータ寺院」です。
この切り立った岩の壁。
なんと上から下に掘られたものなのだそうです。
信じがたい事実ですが、最初は普通の岩山だったところを
下にどんどん掘って行って寺院の形が作られたのだとか。
数ある世界遺産のなかでも世界遺産らしい世界遺産
のひとつと言えるでしょう。すごすぎです。
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【インドの旅】草野球ならぬ・・・?@ジョードプル [インド]
インドのまちかどでよく見かける光景。
草野球?かと思うと、なんだかバットが変な形です。
反則バット?ではなく、クリケットのバットです。
そう、インドはイギリスの植民地だったこともあり、
子供たちの間でもクリケットがポピュラーな遊びになっています。
というより、インドではクリケット以外のスポーツは
全然人気がありません。
言われてみれば、サッカーも野球も、オリンピックでも
インドの選手はほとんど目にすることがありません。
もうひとつの人気競技、「カバディ」もあるにはありますが、
世界的にはクリケット以上にマイナースポーツです。
ほんとにわけのわからない国だよね。。
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【インドの旅】リキシャーに乗る@ジャイプール [インド]
インドで一番メジャーな乗り物と言えば「リキシャー」です。
語源はうそかまことか、日本の人力車から来てると言われますが、
綴りは「rickshaw」なので、正確には「リクシャー」って感じの発音です。
ほんとに人力車から来てるんでしょうかね・・
さて、そのリキシャーですが、写真は自転車版のリキシャーです。
ベトナムでいうシクロみたいなものです。
これとは別にオート三輪を使用した「オート・リキシャー」もあります。
タイでいうトゥクトゥクみたいなものです。
今は自転車版はあまり見かけなくなっていて、
たいていオート・リキシャーになっている感じです。
オート・リキシャーの場合、料金は一応メーターが付いているのですが、
メーターを使うことはほとんどなくて(というより壊れてることが多い)、
基本は事前交渉制です。
ガイドブックなどでは外国人には吹っかけてきて、
支払い時にトラブルになることが多い、などと書かれていますが、
そもそも物価も安いので、無理に値切ったりせず、
太っ腹な気持ちで乗ったほうが楽しめます。
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【インドの旅】貴族のお屋敷@ジャイサルメール [インド]
インド・ラジャスタン州ジャイサルメール。
砂漠の真ん中にあるこの町は、その昔、ラージプート
と呼ばれる戦士階級の貴族が暮らす町でした。
青のジョードプル、ピンクのジャイプール、白のウダイプルときて、
このジャイサルメールは「黄金の町」とも呼ばれています。
なぜ黄金かというと、建物がすべて砂岩で作られていて、
全体に黄色っぽく見えるため。
その代表格が、写真の「ハヴェーリー」と呼ばれる
ラージプート貴族のお屋敷です。
砂岩で作られた建物の色合いもさることながら、
なんとも見事な細密彫刻。
ジャイサルメールにはこのような美しいお屋敷が
あちこちに立ち並んでいます。
ちなみに、彫刻の職人さんたちの多くはイスラム教で、
この町はパキスタンにほど近いため、インドからパンキスタンが
分離独立した際に、ほとんどみんなパキスタン
に移ってしまったのだとか・・・
個人的にこの町は世界遺産登録にふさわしいと思っているのですが、
もしかするとメンテできる職人さんがいないとか、そういう問題が
あるのかもしれません。
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【インドの旅】働くラクダ@ジャイサルメール [インド]
インドとパキスタンの国境近く、
ラジャスタン州の最奥地、ジャイサルメール。
タール砂漠の中央に位置するオアシスの町で、
中世そのままの街並みは、他のインドの都市とは
ちょっと雰囲気が違って、インドというか
思いっきり中東っぽい感じです。
古い町では、車が入ることはできずに、
今でもロバや馬が輸送手段になっていたりしますが、
この写真、どうでしょうか?
ジャイサルメールではラクダが普通に働いてます。
ラクダはもっぱら背中に荷物を乗せるイメージでしたが、
こんなタンクをひっぱる羽目になるとは・・・
それでも毅然とした表情で
健気なやつです。
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【インドの旅】雨季のプチ洪水@ジョードプル [インド]
インドの季節は乾季・暑季・雨季の3つに分かれています。
場所にもよるのですが、暑季が4月~5月、雨季が6月~9月ぐらいです。
暑季は暑い。
雨季は暑い&雨が降る。
いずれもかなり不快です。
インドの暑いはだいたい45度ぐらい。
雨は一日中降るわけではなく、短時間に
猛烈な豪雨がどばっと降るイメージです。
この豪雨のあと、町は最悪に不快な状況になります。
写真は雨上がりのジョードプルです。
こんな感じであちこちが洪水のような状態になります。
泥と下水と糞尿が混じり不衛生の極み。
1時間もたつと水は引き、再び太陽が照り始めると、
今度は蒸し風呂&足元はドロドロという地獄絵図に・・・
確かにガイドブックなどでは、
「インドのベストシーズンは10月~3月」
なんてことが書いてありますが、むしろ
「4月~9月に行くべきでない」
と書いたほうがいいと思います。
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【インドの旅】ラジャスタンの青い町@ジョードプル [インド]
ラジャスタンにはピンクの町やら白い町やらありますが、青い町もあります。
ピンクはジャイプール、白がウダイプル、そして青がジョードプルです。
写真のとおり、上空からみるとかなり青いです。
この写真はメヘラーンガル砦という町のシンボル的な砦から撮りました。
眺めがバツグンにいいです。
ところでなんで家の壁が青いのか、その辺のインド人に聞いてみたところ、
「王様が青が好きだった」
「青だと涼しいから」
「青が蚊よけになるから」
など、諸説あるようです。
王様が青が好きだった、というのがシンプルな理由な気がするのですが、
実際のところどうなんでしょうか。
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