【シリアの旅】まっすぐな道@ダマスカス [シリア]
シリアの首都・ダマスカスに「まっすぐな道」という名前の道があります。
地球の歩き方の地図でも「まっすぐな道」と書いてあり、
ロンリープラネットの地図でも「straight st.」と書いてあります。
アラビア語で何というのかわかりませんが、とにかく「まっすぐな道」
というまんまの名前。
ダマスカス旧市街を東西に貫くこの道は、ローマ帝国の時代に作られたもので、
wipipediaによると新約聖書にも登場する由緒ある道なのだとか。
現在はとはいえ何もない普通の道で、たしかに地図を見ても、
東西の門をまっすぐ結ぶ道はこの「まっすぐな道」だけなのですが、
目抜き通り的なものをイメージしていると拍子抜けします。
そもそもそこまでまっすぐでもなく、道幅も場所によってはそんなに広くありません。
途中スークの一部になったり、商店街の一部になったり、
紆余曲折を経て東西がつながるような、ギリギリのまっすぐさ。。
ただ、まっすぐな道を基準に、イスラム教徒地区、
ユダヤ教徒地区、キリスト教徒地区とブロック分けされているようなので、
歴史的な意味合いは何となく感じます。
日本の旧街道みたいなものなのかも?
※本記事は2010年5月に訪問したときのものです。
現在のシリアの情勢等は外務省のホームページでご確認ください。
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