【チベットの旅】ダライ・ラマの離宮@ラサ [チベット]
ラサのポタラ宮の南西約3kmに位置する、
ダライ・ラマの夏の離宮『ノルブリンカ』。
現在は「ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群」として、
世界遺産にも登録されています。
1755年にダライ・ラマ7世によって作られたこの離宮は、
1959年にダライ・ラマ14世が亡命するまで、歴代ダライ・ラマに
よって使われてきました。
敷地内には歴代ダライ・ラマによって建てられた住居が
点在しており、なかでももっとも直近まで使われていた
ダライ・ラマ14世の住居はなかなか興味深いものがあります。
1959年に亡命するまで過ごした住居は50年前のまま
保存されていて、観光客も自由に見学することができます。
ガイドブックなどにも書かれているので、有名な話ではありますが、
ラジオやレコードプレイヤー、洋式トイレなどが備えられ、
当時としては非常に先進的だったダライ・ラマ14世の気質が伺えます。
ちなみに現在は敷地全体が公園として整備されていて、
休日になるとチベット人のピクニック客でにぎわいます。
(チベット人はピクニック好きらしい)
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