【チベットの旅】チベット料理はおいしい?@ラサ [チベット]
チベットは今でこそ中華人民共和国のなかの
チベット自治区という存在にはなっていますが、ご存じのとおり、
もともとは別の国で文化もまったく異なります。
宗教や習慣、いろいろありますが、食べ物もまったく違います。
ラサには漢民族も多いため、漢民族に話を聞くに、
「チベット料理はまずくてとても食べられない」とのこと。
たしかにラサ市内には「蘭州牛肉麺」「正宗川味」「山西風味」のような
いわゆる中華料理の看板ばかりが目立ち、チベット料理のお店は
ほとんどありません。
あっても、たいてい観光客向けの「○○カフェ」みたいなお店だけ。
チベット料理といえば、バター茶なんかが有名ですが、
あれもたしかにさほどおいしいものではありません。
そもそもが全般に店で食べるようなものではないため、
町にレストランが少ないのだとは思いますが、バター茶といい、
トゥクパ(チベット式うどん)といい、イマイチおいしくないのも事実。
そんななか、唯一イケるのが写真の「モモ」です。
中国の餃子から派生したものですが、餃子とは違い、
具はヤク肉で、皮もプルプル感はなく、分厚くて粉っぽい食感。
ヤク肉の独特の味もさることながら、皮のモサモサした感じが
なんとも不思議な感じで、こう書くとマズそうですが、
意外にやみつきになる味わいです。
赤い唐辛子をつけて食べるとビールが進むことうけあい。
ちなみにビールも「チベットビール」やら「ラサビール」やら
ご当地ビールがいろいろあります。
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