【インドの旅】王様の日時計@ジャイプール [インド]
インド・ラジャスタン州の州都、ジャイプール。
以前にご紹介した「風の宮殿」のすぐそばに
「ジャンタル・マンタル」という場所があります。
パッと見、箱根彫刻の森美術館みたいなオブジェが並ぶ公園のような
感じですが、それぞれのオブジェには意味があり、全体として天文台として
280年ほど前に建てられた施設です。
写真は日時計で、この時計でどうやって時間を計るのかは
よくわかりませんが、20秒単位まで計測できるのだとか。
この天文台にはさらに精度の高い日時計もあり、そちらのほうは
2秒単位まで計れるというから驚きです。
そのほか、日食や月食を計る機器など、星や太陽の動きを
観測する天体観測儀がたくさん並びます。
正直、ひとつとしてどう使うのかは理解できないのですが、
いずれもごく単純なオブジェのような物体ばかりで、
こんなもので科学的な観測ができるというのが驚きです。
ちなみに、この天文台を作った当時のマハラジャ、
ジャイ・スィン2世は天文学者でもあったそうな。
→【せかいのまちかど】トップページへ
→【せかいのまちかど】南アジア編へ
→【せかいのまちかど】インド編へ
コメント 0