【イエメンの旅】砂漠の摩天楼@シバーム [イエメン]
イエメンの世界遺産、「砂漠の摩天楼」の異名をとるシバーム。
写真のように砂漠に突然現れる高層ビル群は相当エキセントリックです。
すべて土レンガでできていて、高さ30メートルほど。
7階建てぐらいのビルが旧市街に密集して立っています。
途中で色が変わっているところは増築部分で、
子供が結婚すると新婚用にフロアを追加していくそうです。
それを繰り返しているうちに上に上に伸びてきたのだとか。
同じイエメンのサナアの旧市街もすごいけど、
こちらの建築もかなりのおどろきです。
さらにシバームのすごいところは、世界遺産にも登録されている
観光地にも関わらず、まったく観光化されていないところです。
交通の便が悪くて不便なのも理由だとは思いますが、観光客もいないし、
いわゆるお土産物屋みたいなものもほとんどありません。
ちなみに公共の交通機関は存在しないので、
乗合タクシーか車をチャーターするしか移動手段がありません。
→【せかいのまちかど】トップページへ
→【せかいのまちかど】中近東編へ
→【せかいのまちかど】イエメン編へ
世界遺産なのに観光地化されていないというのはすごいですね。
高層ビルの中にはちょっと斜めになっているところもあるようですけど、大丈夫なんでしょうか。
なんだか埴輪っぽくて愛らしいビルですね。
by koyuki (2008-12-02 18:53)