【インドの旅】貴族のお屋敷@ジャイサルメール [インド]
インド・ラジャスタン州ジャイサルメール。
砂漠の真ん中にあるこの町は、その昔、ラージプート
と呼ばれる戦士階級の貴族が暮らす町でした。
青のジョードプル、ピンクのジャイプール、白のウダイプルときて、
このジャイサルメールは「黄金の町」とも呼ばれています。
なぜ黄金かというと、建物がすべて砂岩で作られていて、
全体に黄色っぽく見えるため。
その代表格が、写真の「ハヴェーリー」と呼ばれる
ラージプート貴族のお屋敷です。
砂岩で作られた建物の色合いもさることながら、
なんとも見事な細密彫刻。
ジャイサルメールにはこのような美しいお屋敷が
あちこちに立ち並んでいます。
ちなみに、彫刻の職人さんたちの多くはイスラム教で、
この町はパキスタンにほど近いため、インドからパンキスタンが
分離独立した際に、ほとんどみんなパキスタン
に移ってしまったのだとか・・・
個人的にこの町は世界遺産登録にふさわしいと思っているのですが、
もしかするとメンテできる職人さんがいないとか、そういう問題が
あるのかもしれません。
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