【イエメンの旅】イエメン建築の摩訶不思議@サナア [イエメン]
イエメンの建築はとても独特で、はじめて見た人は
たいていびっくりします。
お菓子の家のようでもあり、悪玉の城のようでもあり、
いずれにしても圧倒的な異文化感。
写真はイエメンの首都・サナアの旧市街で見かける
一般的なイエメン建築の民家です。
まず特徴的なのがその高さ。
普通の家でもたいてい7階~8階建てで、サナアが
「世界最古の摩天楼都市」と呼ばれるゆえん。
下層階は物置や貯蔵庫になっていて、
3階あたりからが居住用。
そして、最上階がマフラージと呼ばれる、
いわゆる「カートルーム」です。
もう一つの特徴が「カマリア窓」と呼ばれる
明かりとりの窓です。
写真ではわかりづらいのですが、窓のうえに
半円型の小窓が付いていて、それぞれに
美しいステンドグラスがはめ込まれています。
機能としては明かりとりなのですが、
室内はステンドグラスの光で
とてもロマンチックな雰囲気になります。
夜は夜でとても幻想的なので、
これについてはまたあらためて。
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